当社は、心臓移植や人工心臓装着以外に有効な治療法がない、重症心不全の患者さんを対象として、心機能の改善や心不全状態からの回復等の治療効果を期待する、ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートの製造販売承認の取得に向け、研究開発活動を進めています。
2019年10月に、当社の研究パートナーである国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科の研究グループにより、医師主導治験が開始され、ヒトiPS細胞由来心筋細胞シートが2020年1月には世界で初めて第1例目の患者様に、2020年12月には第3例目の移植が完了したことが、同グループにより発表がされました。
当社は、引き続きこの医師主導治験の支援を行い、治療を求める患者さんのもとに製品として届けられるよう邁進してまいります。
ひとびとが、命ある限り、健康で幸せな生活を送るために、技術とこころ、科学と人間をつなぎ、世界中のひとびとの健康と人生に貢献する新たな医療を作り出していきます。