iPS細胞の今

P.S. i LOVE YOU PROJECT

臨床開発

パーキンソン病に対する
他家iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞移植治療

住友ファーマ株式会社

住友ファーマ株式会社

住友ファーマでは、京都大学iPS細胞研究所と共同で他家iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞の実用化に向けて取り組んでいます。2017年2月には厚生労働省より再生医療等製品の先駆け審査指定制度の指定品目に選定されました。

細胞製造の様子

京都大学医学部附属病院が2018年から実施している医師主導治験の4例目以降に対し、当社では工業化製法を確立したうえでSMaRT(再生・細胞医薬製造プラント、大阪府吹田市)で製造した細胞を提供しました。なお、2022年1月11日に京都大学より発表された通り、京都大学医学部附属病院の医師主導治験は、予定されていた計7名の患者さんへの細胞移植が完了し、現在、安全性と有効性の評価のため、2年間の経過観察を行っている状況です。

本医師主導治験のデータをもとに、再生医療等製品として2024年度に国内での上市を目指しており、また、米国での治験も計画しています。

培養皿の上で長期間培養したiPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞

PICKUP CATEGORY臨床開発