ご寄付をお考えの方 お礼とご報告
いつもiPS財団の活動にご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。当財団では、公的資金、事業収益、そして寄付金を財源として法人運営しております。
2022年度、個人・企業等の皆様からのご寄付・賛助会費は約19億円でした。
この場をお借りして、皆様のあたたかいご支援に御礼申し上げます。
2022年度 | ||||
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賛助会費 | 69件 | |||
¥28,140,000 | ||||
寄付 | 248,271件 | |||
¥1,874,940,911 | ||||
合計 | ¥1,903,080,911 |
当財団では、下記をはじめとする高額な機器を、iPS細胞製造時の品質評価・検査等に使用しています。これらを長期的に活用するためには定期的なメンテナンスが必要なため、皆様から賜りましたご寄付は、機器のアップグレード等にも活用させていただきました。
1.シングルセルライブラリー調製装置
細胞ひとつあたりの遺伝子発現を網羅的に解析することができる機器です。当財団では、iPS細胞や分化細胞の品質評価をより詳細に行うために使用しています。(写真1)
2.超音波破砕装置
当財団では、製造した臨床用iPS細胞のゲノムに異常がないかを確認するために、約60億塩基対から成るヒト全ゲノム(全遺伝子情報)の解析を行っています。本機器を使うことで、より正確で安定した解析が可能となります。(写真2)
3.DNA増幅装置
微量なDNAを効率的に短時間で増幅することができる機器です。遺伝子変異解析や遺伝子発現解析など次世代シーケンサーを用いた細胞の品質試験および分子生物学的研究において幅広く使用されており、当財団では、iPS細胞や分化細胞に含まれるDNAやRNAを解析する際に使用しています。(写真3)

(写真1)

(写真2)

(写真3)
また上記以外にも、皆様からのご寄付は、当財団の公益目的事業のために大切に活用させていただいております。職員一同、心より感謝申し上げます。
※ご芳名披露、イベントへのご招待については、ご寄付をくださった方全員ではなく、
運営上可能な範囲での対応に限定させていただきます。何卒、ご了承ください。