お知らせ「寄附金等取扱規程」一部改定のお知らせ

2024.03.15
寄付関連
平素より京都大学iPS細胞研究財団にあたたかいご支援を賜り誠にありがとうございます。
当財団では、「公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団寄附金等取扱規程」を一部改定し、2024年4月1日から施行します。

当財団では、これまで受領する寄付金の使途を公益目的事業のみに制限していましたが、今回の改定では、一部を公益目的事業を行う上での管理費にも使用可能とする内容に変更いたします。ただし、管理費への使用は必要に応じて行うこととし、最大でも、受領した寄付金全体の50%を上限といたします。

なお、以下の寄付金については、使途の変更はせず、すべて公益目的事業に限って使用いたします。

・2024年3月末までにご入金いただいた寄付金および賛助会費
・2024年4月以降の賛助会費

改定後の規程につきましては、以下よりご確認のほどお願い申し上げます。

「公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団寄附金等取扱規程」

当財団ではご寄付の際には皆様に寄附金規程をご確認いただいた上でお申込みをお願いしています。2024年4月以降にご寄付いただく方は、改定された規程を確認し同意いただいたものとして取り扱いいたします。

■改定の背景


当財団は、2020年4月の公益法人としての事業開始時より、皆さまからの寄付金を中心としたご支援に支えられながら、iPS細胞の製造や品質評価等の技術を産業界に橋渡しするという、大きな役割を果たしてまいりました。

そうした中で、物価や人件費の高騰、また、当財団が採択された公的資金の枠組みの変化や、実施する事業の高度化等に伴い、公益目的事業を行う上での基盤となる管理費(当財団を運営するための経費)に支出することが可能な「財源」の確保が重要となってきました。

このため一日も早いiPS細胞技術の実用化を目指し、今後さらに活動を展開していくために、今般募集する寄付金の使途について見直しを実施いたしました。

なお、2022年度における当財団の管理費の割合は、支出全体の約3%程度(約1億円)です。いただいた寄付金の使途については、これまで通り、皆様に公表してまいります。

当財団では、これからも「最適なiPS細胞技術を、良心的な価格で届ける」を理念に、一日も早いiPS細胞技術の実用化に向けた活動を続けてまいります。

何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。


公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 社会連携室