細胞加工装置を用いたヒトiPS細胞製造方法に関する特許登録のお知らせ
研究活動
当財団では、my iPS®プロジェクトとして、従来の手作業によるiPS細胞の製造高コスト(製造コスト:5000万円程度、期間:半年程度)を抑えることを目指し、閉鎖系自動装置を用いた自動製造の研究開発に取り組んでいます。
このたび、細胞加工装置を使い、閉鎖状態を保ったままカウンターフロー(対向流) 遠心分離を行ってヒトiPS細胞を製造する方法についての特許が、2026年2月17日付で登録されました。
【特許取得の概要】
| 特許番号 | 特許第7821379号 |
|---|---|
| 発明の名称 | 人工多能性幹細胞の製造方法 |
| 要約 | 閉鎖系細胞加工装置を用い、カウンターフロー 遠心分離をしながら体細胞に初期化因子を接触させ、iPS細胞を樹立する製造方法。カウンターフロー遠心分離をしながら初期化因子を細胞へ接触させることにより、初期化効率の向上を狙うとともに、試薬使用量の低減、工程の簡素化および製造コストの削減を可能とした。 |
| 特許権者 | 公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 |
| 発明者 | 山本 優子 |
引き続き、当財団では、iPS細胞や関連技術を研究機関・企業に良心的な価格で提供するとともに、my iPS®プロジェクトとして様々な企業との共同研究を通じた製造技術の高度化を進め、iPS細胞を用いた再生医療の実用化を支援してまいります。