研究・活動報告 発表論文

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研究発表

発表論文

日本語で論文の要点を付記しています。
財団著者を下線で示しています。

  • ■■2021年■■

    Grafting of iPS cell-derived tenocytes promotes motor function recovery after Achilles tendon rupture
    Nakajima T, Nakahata A, Yamada N, Yoshizawa K, Kato TM, Iwasaki M, Zhao C, Kuroki H, Ikeya M
    Nature Communications 12: 5012 doi: 10.1038/s41467-021-25328-6 (2021)

    アキレス腱断裂後のiPS細胞由来腱細胞移植による運動機能の回復促進

    アキレス腱を損傷したラットにiPS細胞から誘導した腱細胞を移植すると、アキレス腱の再生が促進され、運動機能が優位に回復することを示した論文です。 当財団では、iPS細胞から腱細胞が作られる過程を詳細に調べるシングルセルRNAseq(1細胞レベルの遺伝子発現)解析の技術支援を行いました。

  • CiRA iPSC seed stocks (CiRA's iPSC Stock Project)
    Hanatani T, Takasu N
    Stem Cell Research Volume 50 102033 doi :10.1016/j.scr.2020.102033 (2021)

    CiRA iPS細胞のシードストック (CiRA iPS細胞ストックプロジェクト)

    財団で行っているiPS細胞ストックプロジェクト(移植時に拒絶反応の起きにくいiPS細胞を製造・保管・提供する)の概要と今後の計画などを紹介しています。

  • ■■2020年■■

    Pre-clinical study of induced pluripotent stem cell-derived dopaminergic progenitor cells for Parkinson's disease.
    Doi D, Magotani H, Kikuchi T, Ikeda M, Hiramatsu S, Yoshida K, Amano N, Nomura M, Umekage M, Morizane A, Takahashi J
    Nat Commun 11: 3369 doi: 10.1038/s41467-020-17165-w (2020)

    臨床用iPS細胞を用いたパーキンソン病治療の非臨床研究

    臨床用のiPS細胞ストックから作製したドパミン神経前駆細胞(ドパミン神経になる前の細胞)を使用した、パーキンソン病に対する細胞移植治療の医師主導治験のための非臨床安全性・有効性試験の実施報告です。

  • HLA-Matched Allogeneic iPS Cells-Derived RPE Transplantation for Macular Degeneration
    Sugita S, Mandai M, Hirami Y, Takagi S, Maeda T, Fujihara M, Matsuzaki M, Yamamoto M, Iseki K, Hayashi N, Hono A, Fujino S, Koide N, Sakai N, Shibata Y, Terada M, Nishida M, Dohi H, Nomura M, Amano N, Sakaguchi H, Hara C, Maruyama K, Daimon T, Igeta M, Oda T, Shirono U, Tozaki M, Totani K, Sugiyama S, Nishida K, Kurimoto Y, Takahashi M
    J Clin Med 9(7): 2217 doi: 10.3390/jcm9072217 (2020)

    滲出型加齢黄斑変性症に対するHLAホモ同種iPS細胞由来RPE移植

    財団で作製したHLAをホモで持つiPS細胞から作製した網膜色素上皮細胞を、HLA型が一致している滲出型加齢黄斑変性症の患者さんに移植。免疫抑制剤を使用せず、局所的にステロイドを投与し、移植後の安全性と免疫反応を評価した際のまとめです。

  • ■■2019年■■

    Overview: an iPS cell stock at CiRA
    Umekage M, Sato Y, Takasu N
    Inflamm Regener 39: 17 doi: 10.1186/s41232-019-0106-0 (2019)

    CiRAで提供しているiPS細胞ストック

    2018年前半時点での再生医療用iPS細胞ストックプロジェクトの進捗状況を、製造管理・品質管理を中心に記載した総説です。

  • Targeted Disruption of HLA Genes via CRISPR-Cas9 Generates iPSCs with Enhanced Immune Compatibility
    Xu H, Wang B, Ono M, Kagita A, Fujii K, Sasakawa N, Ueda T, Gee P, Nishikawa M, Nomura M, Kitaoka F, Takahashi T, Okita K, Yoshida Y, Kaneko S, Hotta A
    Cell Stem Cell 24(4):566-578.e7 doi: 10.1016/j.stem (2019)

    CRISPR-Cas9を用いたHLA遺伝子破壊によるiPS細胞の免疫適合性向上

    iPS細胞を用いた移植医療の際に想定される拒絶反応のリスクを軽減するため、ゲノム編集技術を用いて、拒絶反応が起こりにくいiPS細胞を作製した際のまとめです。

  • ■■2018年■■

    Quality control guidelines for clinical-grade human induced pluripotent stem cell lines
    Sullivan S, Stacey GN, Akazawa C, Aoyama N, Baptista R, Bedford P, Griscelli AB, Chandra A, Elwood N, Girard M, Kawamata S, Hanatani T, Latsis T, Lin S, Ludwig TE, Malygina T, Mack A, Mountford JC, Noggle S, Pereira L, Price J, Sheldon M, Srivastava A, Stachelscheid H, Velayudhan SR, Ward NJ, Turner ML, Barry J, Song J.
    Regen Med 13:859 doi: 10.2217/rme-2018-0095 (2018) 

    臨床グレードのヒトiPS細胞株の品質管理ガイドライン

    当財団では、細胞調製施設(FiT)を中心とし、臨床用iPS細胞のグローバルな品質規格を定めるための活動を行っています。本論文内ではこの規格をガイドラインとしてまとめました。

  • Report of the international conference on manufacturing and testing of pluripotent stem cells
    Abbot S, Agbanyo F, Ahlfors JE, Baghbaderani BA, Bartido S, Bharti K, Burke C, Carlsson B, Cavagnaro J, Creasey A, DiGiusto D, Francissen K, Gaffney A, Goldring C, Gorba T, Griffiths E, Hanatani T, Hayakawa T, Heki T, Hoogendoorn K, Kawamata S, Kimura H, Kirkeby A, Knezevic I, Lebkowski J, Lin S, Lin-Gibson S, Lubiniecki A, O'Shea O, Pera M, Petricciani J, Pigeau G, Ratcliffe A, Sato Y, Schumann GG, Shingleton W, Stacey Chair G, Sullivan S, Svendsen CN, Trouvin JH, Vandeputte J, Yuan BZ, Zoon K.
    Biologicals 56:67 doi: 10.1016/j.biologicals.2018.08.004 (2018)

    多能性幹細胞の製造と試験に関する国際学会報告

    2018年6月に、国際学会(the International Alliance for Biological Standardization)での議論に参加した際の報告です。多能性幹細胞の製造と試験に関する内容をまとめています。

  • 学会発表・講演

    ■■2021年■■
    【ISSCR 2021】

  • Krol RYamashita MTsukahara MTakasu N
    pdf Single-cell cloning of human induced pluripotent stem cells automation and protocol optimization

    医療用(臨床グレード)のiPS細胞を製造するための課題の一つに、単一細胞クローニングがあります。 単一細胞クローニングとは細胞の集団から1つの細胞を取り出し、その1つの細胞と同じ細胞を増やすために、培養していく作業のことです。 ここでは、Cytena UP.SIGHT™装置(Cellink社)を用いたシングルセルクローニングのプロセス開発における進捗状況を報告します。 この機械を使うことによって、容易に単一の細胞を取り出すことができます。

  • 【第20回日本再生医療学会総会】

    加藤智朗大野モニカ高須直子塚原正義
    pdf 多能性幹細胞培養における増殖優位性の獲得抑制の試み

    ES細胞やiPS細胞などの多能性幹細胞においては、遺伝子に変異が入ることによって増殖のスピードが速くなり、細胞集団の大部分を占めてしまう「増殖優位性」という現象が知られています。本発表は、通常の酸素濃度(20%)と、それより低い5%の酸素濃度でES/iPS細胞を培養し、増殖速度や遺伝子発現の変化を比較した結果を示しています。

  • 出口 勝彰、加藤 智朗坂野 香穂、櫻井 康雄、奈部谷 章、古賀 章浩、塚原 正義
    pdf 網羅的単一細胞遺伝子発現解析を用いたiPS細胞樹立プロセスの検討

    血液細胞からiPS細胞を樹立し、さらにiPS細胞の継代培養を繰り返していく中で、遺伝子の発現がどのように変化していくかを、網羅的な遺伝子発現解析の手法であるSingle cell RNA Sequenceで調べた結果を示したものです。

  • 北野 優子西村 紗也可、徐 淮耕、野村 真樹加藤 智朗上田 杏奈梅景 雅史塚原 正義、堀田 秋津、高須 直子
    pdf HLAノックアウトiPS細胞の臨床応用を目指した作製条件検討~オン/オフターゲットの解析

    他家移植の課題である免疫拒絶を回避するため、当財団では、HLA遺伝子の一部を改変(編集)したiPS細胞ストックの開発を精力的に進めています。本発表ではその製法および品質評価の条件検討を詳細に行い、目的とするHLA遺伝子編集のなされたiPS細胞株が得られたことを報告しています。

  • Rafal P. Krol塚原 正義高須 直子
    pdf Large-scale expansion of iPS cells in Terumo BCT Quantum® closed automated cell culture system

    これまで血球細胞や間葉系幹細胞などの大量培養で実績のある自動培養装置「Quantum®」(Terumo BCT)を用いてiPS細胞をうまく増殖させることが出来るか検討を行った結果、約50倍に増殖可能であったことを報告したものです。

  • 梅景 雅史塚原 正義
    pdf iPS細胞維持培養の独自培地の開発

    再生医療に用いるiPS細胞の維持培地は、多くが市販のものを使用していますが、(1)すべての成分が開示されていない、(2)供給者の事情などにより供給が不能となる可能性がある、といったリスクが存在しています。そこで、永続的かつ低価格での供給を目指して、当財団にてiPS細胞の維持培地の作製を行いました。本発表では、この当財団作製培地と市販培地を用いて、増殖能や心筋分化能の比較検討を行った結果を示しています。

  • 坂野 香穂、桑原 順一、梅景 雅史塚原 正義
    pdf 簡易閉鎖型培養装置によるiPS細胞の培養

    再生医療に用いる細胞製造のコストダウンを達成するためには、大規模な製造設備を必要としない、小型の閉鎖系自動培養装置の開発が非常に重要です。本発表は、その設計およびプロセスを構築するための第一段階として、簡易型の培養装置を試作し、iPS細胞の培養を行った結果を報告するものです。

  • 中島 義基塚原 正義、羽根田 聡、井口 博貴、清水 英子、Minh NT Le
    pdf 足場材料としてパターンドットを生かした臨床用iPS細胞製造の品質管理を制御する仕組みの理解をめざして

    均一なiPS細胞を培養するための新たな足場材とコーティング方法を開発する目的で、様々なコーティングをしたプレート(積水化学工業株式会社製)を用いてiPS細胞を培養しました。その結果、コーティングパターンに合った均一な大きさのiPS細胞のコロニーが観察され、また未分化状態も維持されていました。

  • 羽根田 聡、井口 博貴、長谷川 光一、清水 英子、Minh NT Le、塚原正義中島 義基
    pdf 細胞製造を指向した多能性幹細胞用新規化学合成足場材の開発

    iPS細胞の品質向上や製造の安定性を目的に検討を行った結果、従来にない高い細胞親和性を有する樹脂を見出すことに成功しました。この樹脂に接着したiPS細胞は、良好に増殖することができ、また未分化能状態も維持されていました。

  • 塚原正義高須直子
    再生医療用iPS細胞ストックの現状と課題

    他家移植の課題である免疫拒絶を回避するため、当財団で精力的に開発を行っているHLA遺伝子の一部を改変(編集)した新たなiPS細胞ストックについて、その作製方法やスクリーニング手順、評価結果を詳細に報告したものです。

  • 山中 伸弥
    iPS細胞研究財団の発足~これまでとこれから~

    2020年4月、当財団は、iPS細胞研究所(CiRA)から医療用iPS細胞の製造、品質評価、研究開発を行う部門を分離して設立されました。本発表は、CiRAの頃から行ってきた再生医療用iPS細胞ストック事業の紹介や財団設立の理由、また今後の展望などを山中理事長が講演したものです。

  • ■■2020年■■
    【ISSCR 2020】

  • 【第19回日本再生医療学会総会】

  • 梅景 雅史
    臨床用iPS細胞製造のためのセルカウント法について

  • 加藤 智朗梅景 雅史高橋 朋子天野 直己野村 真樹、沖田 圭介、塚原 正義髙須 直子
    iPS細胞株における染色体コピー数異常の発生原因探索

  • 塚原 正義髙須 直子
    マイiPSプロジェクト:課題と取組み

  • 塚原 正義、坂井 一郎、平野 智子、田中 龍太、毛利 美幸冨岡 亮作土肥 浩美髙須 直子
    低エネルギー電子線による細胞・培養液入り基材の滅菌の有効性と課題

  • 和文雑誌・総説

    ■■2020年■■

  • 塚原正義高須直子
    実験医学 38: 14-19(2020)
    臨床グレードiPS細胞の作製 安全・安定な細胞製造のための管理, 評価, 保存

  • ■■2017年■■

  • 花谷忠昭高須直子
    臨床病理 65 : 160~166(2017)
    iPS 細胞ストックプロジェクトの現在と将来

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