薬機法に基づく 製造業許可取得のお知らせ
その他
公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団R(所在地:京都市左京区、理事長:山中伸弥)は、2021年1月15日付で、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づく再生医療等製品の製造業許可(一般区分)を取得しました。
本製造業許可については、当財団が厚生労働省近畿厚生局に対して2020年6月24日に申請しました。この許可を取得したことにより、当財団では 市販が可能な再生医療等製品の製造受託や中間製品・最終製品等の保管の受託等、薬機法に基づく製品製造が可能となりました。
当財団ではこれまでにも既に、治験製品の製造、保管等を実施するとともに、 再生医療等安全性確保法に基づく特定細胞加工物の製造の許可を受け、iPS細胞やiPS細胞由来の血小板及び神経細胞など、 臨床研究に用いるための特定細胞加工物の製造、保管等を実施してきました。
今回の薬機法に基づく製造許可を取得したことにより、より一層企業との共同研究内容の幅を広げ、再生医療業界の発展に貢献できるものと考えます。今後も、当財団の理念である「最適なiPS細胞技術を良心的な価格で届ける」の実現に向けて、職員一同尽力してまいります。