厚生労働省・専門家部会での承認報道を受けて
その他
2026年2月19日(木)、厚生労働省の専門家部会が、住友ファーマ株式会社が申請していた「非自己iPS細胞由来
ドパミン神経前駆細胞」、クオリプス株式会社が申請していた「ヒト(同種) iPS 細胞由来心筋細胞シート」について
条件・期限(7年以内に有効性や安全性を検証し、再度承認を申請する必要がある)を設けた上で、製造販売を早期
承認することを了承し、今後、各社は厚生労働省からの正式な承認通知を待つことになるという報道がありました。
両社が申請した製品には、当財団が製造した「iPS細胞ストック」が原料として用いられています。
【大切なお知らせ】
本件は審議会で了承された段階であり、正式な承認は後日となります。現時点では治療の受付は開始されておりません。
通常診療への支障を避けるため、病院へのお電話によるお問い合わせは、何卒お控えくださいますようお願い申し上げます。
このたびの報を受け、当財団・理事長、CiRA名誉所長・教授である山中伸弥が以下コメントを発表しました。
山中伸弥 理事長のコメント
「2月19日(木)、厚生労働省の審議会において、iPS細胞を用いた再生医療等製品の承認が了承されたとの報道がありました。マウスiPS細胞を発表してから20年という節目に、社会実装へ向けた大きな一歩を踏み出せたことを大変嬉しく思います。しかし、医療として確立するには、ここからさらに多くの症例で安全性と有効性を確かめるプロセスが不可欠です。浮足立つことなく、科学的な慎重さを持って、引き続き一歩ずつ着実に進んでいくことが重要だと考えています。今後とも皆様の温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。」
引き続き、当財団では、iPS細胞を用いた再生医療の研究開発を推進している研究機関・企業をサポートすることにより、iPS細胞の実用化を目指してまいります。